落合山林の季節の話題をお送りします

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シュレーゲルアオガエル

  • 2022年04月23日

外国風の名前ですが日本固有種。
オランダ人のシュレーゲルさんにちなんでの名前のようです。

同じくアオガエル科のモリアオガエル(無地タイプ)と見分け方が難しいですが、
目の虹彩が黄色っぽいとシュレーゲル、赤っぽいとモリアオと区別できます。
また、モリアオガエルは樹木の枝などに産卵し、孵化したオタマジャクシが
下の池に落ちるような場所を好みますが、本種は田んぼの畦などに
同じく泡タイプの卵塊を産卵します。

岡山県レッドデータブックでは準絶滅危惧。

【2022.4.22 落合山林】 記事詳細へ

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アケビの花

  • 2022年04月20日
皆さんはアケビの実を食べたことはありますか?
最近のお菓子に慣れてしまった今、甘さは絶賛するほどではありませんが
昔の人にとっては、それはそれは美味しいものだったでしょう。

そのアケビの花が今見頃です。

薄紫色の良い香りのする花で、一つの茎に数個の花を付けます。
ちなみにアケビのツルは漢方に使われる薬木でもあります。
日本には生薬と呼ばれる植物はたくさんありますが、薬木はたった5種類だそうです。

【2022.4.19 真庭市樫西】 記事詳細へ

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ミヤマカタバミ

  • 2022年04月11日

春の山野草です。
白い花は直径3センチほどで、薄暗い林縁に映えます。
ちょうど咲き始めの頃で、これからしばらく見られるでしょう。

葉もクローバーのような3枚の葉が特徴的で、花のない時期でも判別可能です。
花言葉は「母の優しさ」、「喜び」。

【2022.4.4 落合山林】 記事詳細へ

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エンレイソウ

  • 2022年04月11日

何度か紹介している春の山野草ですが、漢字で表すと「延齢草」で
年齢が延びることを連想させる、なんとも縁起の良さそうな名前の植物です。

大きな3枚の葉が特徴で、毎年同じところに出現しますが、
今年は4株ほどまとまって出ていました。

道を拡幅したいけど、法面を削ったらこの植物が絶えてしまうかも、
と思うとなかなか実行できません。しばらくは現状のままでしょうか。

【2022.4.11 落合山林】 記事詳細へ

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山の紅白景色

  • 2022年04月01日

普段の通り道に目を引く光景がありました。
ミツマタの白い花と、アオキの赤い実の共演です。

それぞれだと特に気に留めないのでしょうが、重なって生育していることで目を引く光景でした。

ミツマタは皮が和紙の原料となり、アオキの葉はシカの大好物だそうです。
林内で食べられていない状況を確認できることは、まだこの辺りではシカの絶対数が少ないことを意味します。

【2022.3.29 真庭市西河内】 記事詳細へ

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