落合山林の季節の話題をお送りします

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ヤマメ

  • 2020年03月25日
渓流釣りの方が釣り上げた“落合山林産”ヤマメです。
とてもきれいな模様ですよね。


15年ほど前には淵を覗くたびに魚影を見ることができましたが、最近は魚が激減していると感じます。
アオサギやカワウによる捕食や大水による川底環境への土砂の堆積が原因として考えられますが、
山の管理で直接泥水や土砂が流れ込まない対策も必要です。

釣り人によると、落合山林の渓流には少ないけれどもヤマメが確認され、
カワムツについてはたくさん生息しているとのことでとても嬉しい情報でした。


【2020.3.22 落合山林】 記事詳細へ

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シロスジカミキリ

  • 2020年03月20日
アラカシというドングリの成る木を切ったところ、
中に冬眠中のシロスジカミキリが潜んでいました。


カミキリの仲間は日本に約800種いますが、シロスジカミキリはその中でも最大の種です。(約5㎝)
幼虫・成虫ともに生木の材を食べ、写真のように直径10㎝の木のうち5㎝を食害していました。
これが原因で大きな木が風で折れてしまうこともあります。


正面から見ると立派な上あごがあり、これに噛まれたら出血間違いなし。
捕まえると胸と腹の間をこすらせ、「キリリ、キリリ」と音を鳴らすことも威圧感を増しています。

大きな木のウロは鳥や小動物の住処となりますが、小さな木にも昆虫が住み着くことが分かる体験でした。


【2019.3.19 落合山林にて】 記事詳細へ

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イタチ

  • 2020年03月11日


夜行性のイメージですが朝8:30頃の目撃です。
現場入り口の農道脇の小屋をねぐらとしているようです。
大型のテンと違いイタチは小柄で見た目はかわいいですが、小動物や鳥類をはじめ昆虫、
甲殻類などを捕食する肉食動物です。
昔、落合山林事務所敷地内の小屋で烏骨鶏を飼っていたようですが、
一晩でイタチに全滅に追い込まれたという話も聞いたことがあります。

ニホンイタチであれば岡山県レッドデータブックでは絶滅危惧種(情報不足)であり希少種となります。


【2020.3.9 真庭市西河内】 記事詳細へ

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