落合山林の季節の話題をお送りします

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オオタカ

  • 2025年10月14日

少し画像が荒いですが、猛禽類のオオタカです。
キジバトを捕獲した直後のようです。
自然界では鳥が鳥を捕食します。

オオタカは約50㎝とハシブトガラス大のタカで、
岡山県レッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
昔、鷹狩りに使用されたタカがオオタカだったようです。

しばらく観察していると獲物を足に抱えたまま飛び立ってしまいました。

2025.10.10 落合山林 記事詳細へ

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アサギマダラ

  • 2025年10月13日

旅するチョウで、春~夏は南から北上し、今の時期は南へ南下しています。
止まっている花はヒヨドリバナ。翅の浅葱(あさぎ)色がきれいですね。

以前、アサギマダラを呼び込みたくてフジバカマを栽培したことがありました。
フジバカマもヒヨドリバナもキク科で花はよく似ています。
両種の蜜に含まれる成分がオスがメスを引き付けるフェロモン生成に役立つとのことです。

2025.10.8 慶應義塾林 岡山落合の森 記事詳細へ

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ニホンジカ

  • 2025年10月06日
動物が生息することは豊かな山の証拠ですが、行き過ぎると深刻な状況となります。

社有林では年に数回見かけることがありますが、久しぶりにニホンジカ雄を確認しました。

シカは自分の背丈以下の植物を食べるため、生息数が増えすぎると下層植生がなくなります。
せっかく植えた苗木や新たに生えてきた新芽を食べられると森の木は更新できません。
食べるものが無くなると落ち葉まで食べると言われており、
地表があらわになった土地は土砂災害のリスクが高まります。

さらに、シカの繁殖率は年間2割と言われ、10頭であれば2頭増ですが、
10,000頭であれば2,000頭/年増加してしまいます。
天敵がおらず、対策だけではなく捕獲が必要となっています。

2025.10.3 落合山林 記事詳細へ

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猛禽類の営巣

  • 2025年09月18日
所属する落合野鳥の会の探鳥会にて猛禽類の営巣を3つ確認しました。





 
 遠くから見ても大きな巣で、それぞれてっぺんに営巣していることから
クマタカの巣だと思われます。(他の猛禽類は樹高の3/4辺りの枝に営巣する)

大きさは約直径1メートル、枯れ枝を組み合わせて作られています。
器用ですね。
クマタカであれば繁殖は春、卵は普通1個、47日間抱卵します。

ちょうど1年前に同じ場所を観察した際には営巣は1つだけだったので、
少なくとも2つは今年の春に作られたものでしょう。
貴重な繁殖地のようです。
当社山林でも営巣できる環境を目指します。

2025.9.15 鏡野町 記事詳細へ

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秋の七草

  • 2025年09月17日
まだまだ残暑が厳しいですが、山には秋の花が見え始めています。
まずはキキョウ。

定期的に草刈りが実施されている日当たりの良い場所に咲きます。
青紫が緑に映えます。ちなみに、我が家の家紋はキキョウ。

そしてクズ。

伸びると厄介なクズですが、花に注目してみましょう。
シーズンが終わるころにはフジのように地面が花びらで紫に染まります。

秋の七草は花を愛でるもの。身近な秋を探しましょう。

2025晩夏 真庭市西河内・落合山林 記事詳細へ

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