落合山林の季節の話題をお送りします

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ギンリョウソウ

  • 2021年05月17日

別名ユウレイタケと呼ばれるが、キノコではなく腐生植物。
葉っぱらしきものは付いているが葉緑素を持たないため自分では光合成できず
菌類を介して樹木より栄養をもらって生育する。

落ち葉が溜まったような湿り気のある暗い林床で見られ、
見つけた際にはついつい見入ってしまう。
松茸シーズンにも同様の個体を見ることがあるが、秋に見られる方はギンリョウソウモドキ。

【2021.5.15 落合山林】 記事詳細へ

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ホウチャクソウ

  • 2021年05月06日

筒状の花を下向きに咲かせるのはホウチャクソウ。
葉も独特の模様に光沢のある力強い緑色で生命力を感じます。
宝鐸(ほうちゃく)とはお寺の軒に飾る大型の風鈴のこと。

例年、笹などに覆われていた場所ですが昨秋に草刈りをしたいたことで
この春芽吹いたのでしょう。
手を加え光を入れることで、これまで見られなかった植物が芽を出すことがあります。
本来はもっと多くの山野草の種が地中に眠っているのかも。

【2021.5.3 落合山林】 記事詳細へ

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イチリンソウ

  • 2021年04月10日

春の山野草。
まだ周囲の草が伸びないこの時期、強い日差しの当たらないような林道脇などに生えます。

日中は元気よく咲きますが、夕方~明け方は一時しぼみます。

サクラと同じく今年は開花時期が早いようです。
花言葉は追憶。

【2021.4.10 西河内】 記事詳細へ

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三色開花

  • 2021年03月31日


山荘周辺で3種の開花が見頃です。
サクラの淡いピンク、サンシュユの黄色、コブシの白で三色開花。

天気が良いので日増しに緑も濃くなっています。
山野草もスミレやイチリンソウが見られるようになりました。
これから一気に草や新芽が伸びてきます。

今年度は40回にわたり季節の動植物や陸の豊かさをお伝えしました。
来年度は45回更新を目標に継続していきます。


【2021.3.31 落合山林】 記事詳細へ

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ヒガンバナ

  • 2021年02月02日

秋のお彼岸時期に真っ赤な花を咲かせるヒガンバナですが、
冬場、他の草が枯れるなかで青々と葉を広げて光合成をおこないます。

他の草と競合する夏になるころ、葉は見られなくなり地中の球根で休眠、
秋になると茎をのばして花を咲かせるのです。
独自の生存戦略なのでしょう。

近隣の日当たりの良い山裾や田んぼの畦はヒガンバナだらけです。

【2021.1.31 落合山林】 記事詳細へ

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