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岡山県立大学「吉備の杜」創造プロジェクトで授業を行いました
2021/12/21
10/16山林部にて、「吉備の杜」創造戦略プロジェクトの一環として、岡山県立大学の建築やデザイン分野の学生21名を対象に授業を行いました。
「吉備の杜」創造戦略プロジェクトとは「企業×地域×大学の合体教育による雑草型人材育成」を掲げたもので、「大学群、地方公共団体、企業等が連携・協働し、地域が必要とする産業人材を業界と一体となって教育し、「大学生や社会人の地元就職促進」に努め、「地域活性化」につなげる」ことを目標としています。(https://kibinomori.oka-pu.ac.jp/index.html)
今回のプログラムでは、午前は実際に森を歩いて人工林と自然林の違いの学習、ヒノキ伐採と材の運搬、午後はツリークライミングと丸太切りを行いました。
中でも丸太切りは予想以上に盛り上がり、木の魅力を伝えられたという手ごたえを感じました。
限られた時間の中ではありましたが、今後も山や木の魅力を発信できるような内容を考え実践していきます。
参加学生から頂いた感想を一部ご紹介します。
・実際に木を切断する様子を見学し、切った木に触れることで重さや香り、想像以上に含んだ水分量などを感じることができた。また、ツリークライミングでは木の高さや上から見た森の様子を知れて非常に良い体験をすることができた。(4年O氏)
・木の根元にチェーンソーで切れ目を入れて切り倒し、分割して運ぶという作業内容であったが、何本も生える木に対してそのような方法で切っている姿に、林業の過酷さを学んだ。一本の木を切って運ぶだけでも相当な労力が使われているということを、将来木材に関わる仕事をする身として、知ることができて本当によかった。(3年H氏)
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