落合山林の季節の話題をお送りします

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白髭山の天然ヒノキ

  • 2011年11月29日

林業経営者協会の研修で高知県の白髭山(しらがやま)国有林の天然ヒノキを見てきました。

海底から隆起してきた蛇紋岩(じゃもんがん)と呼ばれる地質は、いわば岩で盛り上がった
山のため隙間が多く、所々に風穴があったり雨が降っても地下に浸透し100ヘクタールの
範囲に川が1本もないという植物にとっては厳しい地理条件です。

そんな蛇紋岩地帯で樹齢650から700年間生きられるのがヒノキです。
土が少ないため枯れた木に落ちた種の一部が発芽し、枯木を伝って岩の間に根を張ります。
そのため土台の木が腐ると「根下がり」と呼ばれる形状となり、特異な樹形が形成されます。 記事詳細へ

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白髭山の天然ヒノキ

  • 2011年11月29日
こうして成長した木もやがて枯れ、次の世代の苗床となるのです。
人工林とは根の張り違うため、台風の通り道にも関わらず倒れません。

ヒノキの立木としての強さ、根の大切さ、枯木の重要性など日本のヒノキ更新
が凝縮された山に感銘を受けました。 記事詳細へ

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