セトウチマイマイの交尾
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- 2017年10月15日
移動能力が低いため、地域ごとにそれぞれの環境に適応して進化してきました。
こちらは中国地方で見られるセトウチマイマイと思われ、殻径21~36㎜、樹上性の種類です。
大部分のカタツムリは雌雄同体で、2匹が出会った時に交尾をするようです。
カタツムリの生殖器は、童謡カタツムリの「♪角出せ、槍出せ、頭出せ~」の槍のことで、
右巻きの場合には体の右側に、左巻きの場合は体の左側にあります。
よって、右巻き同士であれば写真のように生殖孔の位置を合わせて、一方が雄の役割を、もう一方が雌の役割をして交尾ができるようです。
ナメクジはカタツムリの貝殻が退化したものですし、殻の形や色が珍しいものも多く、調べていくとカタツムリの世界に引き込まれそうです。
【2017.9 落合山林】