落合山林の季節の話題をお送りします

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センブリ

  • 2022年10月19日

こちらも社有林で久しぶりに見た植物です。
いわゆる生薬で、とても苦い薬草です。
「良薬口に苦し」とはこの植物が由来なのでは。

花はとてもきれいで、星状の白い花を数個付けます。
乾燥した赤土に咲くのは他の植物との競合を避けるためでしょうか。

薬草としてではなく観賞用としても価値がある花だと思います。

【2022.10.18 落合山林】 記事詳細へ

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コウタケ

  • 2022年10月18日

手のひらよりも大きく、恐竜の皮膚のようなグロテスクなキノコです。
漢字で書くと香茸。お香のような強い香りがあり、一説によると松茸よりも貴重だとか。

松茸はアカマツ林に生えますが、コウタケは広葉樹林に近い場所に生えると言われます。
発生期間が短く、豊凶の差がはっきりしているようです。

私自身、前任者に教えてもらって以来なので、約十数年ぶりに見ました。
久しぶりに嗅いだ匂いはやはり特徴的。
形容しがたいのですが、どこか甘いような、変な匂いではありません。

【2022.10.18 落合山林】 記事詳細へ

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ミゾソバ

  • 2022年10月06日

当社山林内のクリ園林床に生えている山野草で、
薄ピンク色の金平糖のような小さな花が連なります。

クリ収穫のために一帯を草刈りしましたが、その後に伸びてきたと思われます。
葉っぱはアサガオを連想させますが、牛の顔に似ているということで別名がウシノヒタイ。

秋は意識してみると小さいですが色とりどりでいろいろな花が咲いていて興味をそそります。
秋の七草を探してみるのもいいかも。

【2022.10.5 落合山林】 記事詳細へ

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ササユリ

  • 2022年06月08日

間伐現場の道脇に咲くササユリ、数年ぶりに見ました。
ちょうど今朝の地元新聞・作州ワイド版にも掲載されており、あちこちで見頃なのでしょう。

葉っぱが笹に似ていることからこの名前がついたようです。
雨のたびに緑が濃くなっていく中で、初夏の花々はとても映えます。

久しぶりに社有林内の生息地も確認しに行かなくては。

【2022.6.8 真庭市上中津井】 記事詳細へ

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シュロ

  • 2022年05月31日

シュロの開花を初めて見ました。
それほど多くありませんが、林内に時々見かけるシュロ。
毛に覆われており、チェーンソーで伐ると巻き付いて後処理が大変です。

幹の木材部分はお寺の鐘突き棒になり、
樹皮(毛)はシュロ縄や箒として使われます。
また、メダカの水槽に入れると卵を産み付けるため、産卵後に分別しやすいです。

葉っぱの部分はハエたたきとして使ったり、編むとトノサマバッタも作れます。


【2022.5.30 真庭市上河内】 記事詳細へ

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