落合山林の季節の話題をお送りします

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オオスズメバチ

  • 2020年10月19日

スズメバチの中でも最大にして最強の種です。
羽音は鈍く低音で、近づいてきたらじっとしなくてはなりません。

甲虫を捕食中であり、このようにエサに夢中の時には少々近づいても刺されません。
オオスズメバチの巣を捕獲し蜂の子を狙う達人は、このようにエサを食べている最中に
紙縒り(こより)を腹に結びつけて巣の場所を特定するのをテレビで見たことがあります。

刺されると大変危険ですが、昆虫界における捕食者でもあり
毛虫などの増殖を抑えている役割も担っています。
10月いっぱいは活動が見られますので、もうしばらくは注意が必要。

ちなみにミツバチは英語でbeeですが、スズメバチはhornet。
以前、UBC学生が教えてくれました。

【2020.10.16 落合山林】 記事詳細へ

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ニホンカナヘビ

  • 2020年10月15日

トカゲの仲間ですが、ニホントカゲと違い体に光沢はなく細身です。
触っても特に危険はなく、噛まれたり引っ掻かれたりという危険はないため
子供でも簡単に捕まえることができます。

実際は8㎝程の幼生でライターとほぼ同じ長さ。かわいいです。

昆虫などを捕食する一方で、ヘビや鳥に食べられることもあり、
個体数が多いゆえ生態ピラミッドの中で重要な役割を果たしていると思われます。
冬眠に備え、エサを求めていることでしょう。

【2020.10.12 落合山林】 記事詳細へ

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コウヤボウキ

  • 2020年10月13日

秋の山野草です。
やせ地の日当たりの良い場所に生えていました。

昔、高野山でこの細い枝を集めてほうきを作ったということが名前の由来。
花はカールした13個ほどの筒状の小さい花が集まり、
白と薄ピンクが混じりとてもきれいな花です。

花言葉は「清掃」、「働き者」。

【2020.10.13 落合山林】 記事詳細へ

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クサギ

  • 2020年10月12日

鮮やかなピンクが山に映えます。
花のようですがこの部分は「がく」で、青い部分が果実。
名前から想像がつきますが、葉をちぎるとくさいです。

アカメガシワという木の葉とよく似ますが、どちらも日当たりの良い場所に生えるパイオニア種。
太陽の光を面で受けやすいような形をしています。

【2020.10.10 落合山林】 記事詳細へ

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ムカデの捕食

  • 2020年10月03日
大型のトビズムカデでしょうか。カマキリを捕食し、むさぼっているシーンに出会いました。


時間をかけてやわらかい腹部のみを食べ、満足気に去っていきました。

ムカデはゴキブリなども捕食すると言われますが、やはり家の中に出ると不快です。
でもこうして弱肉強食を目の当たりにすると、生態系とはなんと複雑なものでしょう。
カマキリも昆虫界ではなかなかの捕食者ですから。

【2020.10.3 落合山林】 記事詳細へ

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