落合山林の季節の話題をお送りします

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ヤマナメクジ

  • 2020年06月12日

ほぼ実物大に引き伸ばしています。
太い所は2.5㎝、長さは約10㎝ある大型のナメクジです。
主に森林内に生息しキノコ類を好むため、
松茸のシーズンにはよくかじられます。

ナメクジは貝殻が退化したカタツムリであり、
分類上は陸産貝類に含まれます。

触ると弾力があり、捕食者にとっては美味しそうです。

【2020.6.12 真庭市西河内】 記事詳細へ

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コウベモグラ

  • 2020年06月07日


昼間に水路から這い出してきたことから泳ぐことができると思われる。
西日本中心に分布していたが、近年は東日本にも生息範囲を広げており
アズマモグラというより小型の種を追いやっているようだ。

土中にトンネルを掘るだけあって前足を動かす力は強く、持っていることができないほど。
進むときに邪魔になるため耳は退化しており、目もゴマ粒ほどしかない。
正確な大きさを図ろうと地面に降ろしたところ、すかさずもぐって穴を掘り逃げていった。

【2020.6.5 真庭市西河内】 記事詳細へ

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ユキノシタ

  • 2020年06月02日


一年中みられる山野草ですが、この時期に茎が伸び開花して目立ちます。
五枚の花弁のうち下二枚は大きく「大」の文字のよう。
他の花弁にも繊細な模様がありますが、小さいため近くで観察しないと気付きません。

湿ったような石垣や岩場を好み、直射日光が当たりすぎない場所に見られます。
葉っぱは山菜でもあり天ぷらにすると美味。

【2020.6.1 落合山林】 記事詳細へ

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ヒメホシカメムシ

  • 2020年05月27日

先日紹介したハナウドの葉に止まっていました。
明るい所に生えるアカメガシワという木に宿る昆虫のようです。

背中の模様はどこかの民族のお面に似ており、二つの黒く丸い斑紋は目のようで
外敵に対して威嚇しているようです。

カメムシ目の昆虫にはセミやアメンボ、タガメなども含まれ多様性に富んでいます。

【2020.5.27 落合山林】 記事詳細へ

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ハナウド

  • 2020年05月23日

今年は3月上旬の出初めの時期に胡麻和えとして食しました。
香りの強い山菜です。
あれから2か月半、背丈は1m30㎝ほどに生長し、真っ白な可憐な花を多数咲かせています。

大きな葉の裏には甲虫やバッタ類の小さな昆虫が数種類いて隠れ家となっています。
セリ科を好むキアゲハ幼虫の食草として知られており、産卵や幼虫が見られるかもしれません。

そろそろ草刈りをせねばと思っていますが、昆虫の住処や食べ物であること知るとためらってしまいます。

【2020.5.23 落合山林】 記事詳細へ

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