落合山林の季節の話題をお送りします

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巣立ちびな

  • 2022年07月01日

毎年、落巣した巣立ちびなを見ます。
かわいそうだからと拾ってはいけません。どこかで親鳥が見守っている可能性大です。

この雛は社有林林道で目撃し、車で轢きそうになりました。
まだ上手く飛べないので道をぴょんぴょん跳ねているのです。
前日夜中に夕立があったので、巣から落とされてしまったのかもしれません。
種別は判明できませんが、辺りではヒヨドリが鳴いていました。

産まれたからといって確実に育つとは限らないのが自然界です。

【2022.6.25 落合山林】 記事詳細へ

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モリアオガエル産卵

  • 2022年06月11日
モリアオガエルの卵塊を確認してから一週間、産卵が止まりません。

前日夕方から降った雨に刺激され、メス1匹にオス3匹が群がっています。


翌朝も隣のカキの木に産卵。
つがいに見えますが、葉っぱの向こう側にオスがもう一匹います。

池の近くの木に目を凝らすと、枝で休む個体を確認できます。(モリアオガエルのオス)

月曜日に4つだった卵塊は、今日時点で8卵塊まで増えました。
まだまだ増えそうで、池が飽和状態になりそうです。
最近は山林メンバーも朝と夕方に卵塊数をチェックするほどになっています。

【2022.6.11 落合山林】 記事詳細へ

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ササユリ

  • 2022年06月08日

間伐現場の道脇に咲くササユリ、数年ぶりに見ました。
ちょうど今朝の地元新聞・作州ワイド版にも掲載されており、あちこちで見頃なのでしょう。

葉っぱが笹に似ていることからこの名前がついたようです。
雨のたびに緑が濃くなっていく中で、初夏の花々はとても映えます。

久しぶりに社有林内の生息地も確認しに行かなくては。

【2022.6.8 真庭市上中津井】 記事詳細へ

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モリアオガエル卵塊

  • 2022年06月06日

2年前に作った人工池に念願のモリアオガエルの卵塊を確認できました。
モリアオガエルは岡山県レッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に指定されている種で
水面上にせり出した枝に泡で包まれた卵塊を産みつけます。

昨晩の雨が刺激となり複数匹による繁殖活動で合計4つの卵塊を確認しています。
一つの卵塊には卵が数百個といわれるため、この直径2メートルほどの小さな水場に
2,000匹ものオタマジャクシが落下するようになるでしょう。
そしてそれらを狙うアカハライモリやヤマカガシも見かけるようになるでしょう。


【2022.6.6 落合山林】 記事詳細へ

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シュロ

  • 2022年05月31日

シュロの開花を初めて見ました。
それほど多くありませんが、林内に時々見かけるシュロ。
毛に覆われており、チェーンソーで伐ると巻き付いて後処理が大変です。

幹の木材部分はお寺の鐘突き棒になり、
樹皮(毛)はシュロ縄や箒として使われます。
また、メダカの水槽に入れると卵を産み付けるため、産卵後に分別しやすいです。

葉っぱの部分はハエたたきとして使ったり、編むとトノサマバッタも作れます。


【2022.5.30 真庭市上河内】 記事詳細へ

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