落合山林の季節の話題をお送りします

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続・植林

  • 2025年03月26日
今年の植林は新たなチャレンジがありました。
元々が広葉樹林であったということもありますが、
木が成熟した際に鳥獣のエサとなる実を増やすこと、
地位や水分にあった樹種を選択したこと、
材としても有用で将来利用できる可能性があることなどが選定理由です。

獣害対策ネットは昨年よりも網目の大きさを小さくし、色も視認性の高いものを採用しました。
支柱となるポールの施工性も良かったです。(土木資材部Sさんに感謝)


昨年のネット(黒)


今年の夏には一面雑草に覆われることが予想され、苗木の所在を分かりやすくするための
マーキングテープにも生分解性タイプを採用しました。




今後もアンテナを張り新しい情報を取り入れ実践していきます。

2025.3.26 落合山林 記事詳細へ

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植林

  • 2025年03月17日
昨年に引き続き落合山林にて植林を実施しました。


今年はナラ枯れ跡地0.3ヘクタールへ広葉樹植林。クリ、ヤマザクラなどを植えました。

根っこがむき出しの裸苗は、穴を広く、深く掘る必要があり大変でした。
スギやヒノキは土がついたコンテナ苗が主流になっていますが、
広葉樹苗は需要が少ないことから、裸苗が一般的。

心配していた雨も作業完了まではひどく降ることなく
下山後は山荘でお弁当をいただきました。

2025.3.17 落合山林 記事詳細へ

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植林その後

  • 2024年04月26日
3月23日に約35年ぶりに植林をして一か月が経過しました。
この春は雨も多く、すっかり初夏の気配です。
植林したヒノキは枯れ木もなく元気に育っていました。

さて、植林直後は山も茶色一色でしたが、、、


今は下草が旺盛に生えてきています。

向かって左手が南方向となり、立木が残っている影響で木陰とならない右側ほど伸びが旺盛です。

対策として輸入コーヒー豆やスパイス類の麻袋を再利用した防草シートを試しています。





原料が麻のため、将来的には自然に分解され回収の必要がありません。
マルチ効果があり下草との競合から守られるうえ、保温効果による成長促進が期待されます。
なお、麻繊維には木酢タールが含侵されており、耐久性向上も期待されます。

麻の厚みや1本あたりの敷設枚数、繊維に染み込んでいる成分など異なる条件で比較してみます。
炎天下での過酷な下草刈り作業やハチ刺されリスクなどを避けるため
これまでのあたり前の発想を転換すべく改善していきます。

【2024.4.25 落合山林】

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植林イベント

  • 2024年03月23日
社有林にて約35年ぶりの植林を実施しました。
服部グループ社員のご家族や岡山木材市場メンバーとその顧客の皆様、総勢35名での実施。


当日はあいにくの雨、しかも山は約45°の急傾斜。
参加者の皆様はカッパを着用し、転げ落ちないように夢中になって植えていただきました。
本当にありがとうございました。


下山後は落合山荘にてランチタイム。
イノシシ肉や原木椎茸のBBQや、イヌエンジュ輪切りのコースター作りを楽しんでいただきました。


今年は5月に岡山県で全国植樹祭も開催されます。
木を切って使って植えて育てるサイクルを回しながら、次の世代に多様性のある山をつないでいきます。

【2024.3.23 落合山林】 記事詳細へ

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牡蠣いかだ用丸太

  • 2023年01月11日

年末に当社ヒノキ林より牡蠣いかだ用丸太の生産を行いました。
瀬戸内海の日生漁協様よりご注文いただいたものです。

牡蠣棚はヒノキ材や竹を格子状に組み、そこに牡蠣の種を吊るして海に浮かべ育てます。
スギ材は柔らかくて折れやすいため丈夫なヒノキ材が求められます。

長さも今回の納品は9.5mと長く、普段扱わない長さに苦戦しながらも
枝を落としたり、皮を剥いたりと“資材”へ加工しました。

まずはやってみようと取り掛かった事例ですが、
小径木の活用の一環でもあり、何より山と海をつなぐ取り組みとして価値があると思います。
今後も工夫して継続していきたい取り組みです。

【2023.1.10 落合山林】 記事詳細へ

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