落合山林の季節の話題をお送りします

ヘッダーイメージ

カテゴリー

月別アーカイブ

ヤマドリ

  • 2016年03月29日


ヤマドリが猛禽類に襲われていました。
頭の部分を食べられ、体温はまだ温かかったです。

ヤマドリは山の中を生息地とするキジに似た鳥で、
林道を走っていると時々見ることができます。

狩猟対象となり、冬場は地元の猟師が探しに奔走します。

せっかくなので命をいただきました。
鶏肉よりもややかための肉質でしたが、野生さ故の弾力がありました。

何より自社林でも猛禽類がいるという事実が嬉しく
生態ピラミッドの頂点の種がいるということは
裾野に広がる多種多様な生物がこの山に暮らしているということです。

いつかその捕食者を報告できればと思っています。 記事詳細へ

ページの先頭へ

シカ

  • 2015年10月09日


社有林内の道をトラックで走っていると遭遇しました。
シカは林業界では害獣として恐れられています。
樹木の樹皮を食べてしまったり、樹木で角や爪を研いでしまうため
植林した木が枯れてしまいます。

今回遭遇したシカは大人の男性の胸ぐらいの高さがあり大きかったです。
角も立派で刺されるのではないかとドキドキしました。
みなさん、道でシカに遭遇した際には焦らずゆっくり離れましょう。

by Ando 記事詳細へ

ページの先頭へ

キセキレイの卵

  • 2015年04月12日
山小屋の骨組みにキセキレイが営巣し産卵しました。
ビー玉大で薄く血管のような筋が入った小さな卵です。
アオダイショウがよく出現する小屋なので、すでに狙われているかもしれません。



キセキレイといえば縄張り意識がとても強く、車の窓やサイドミラーに
映った姿に威嚇し大量の糞を落とします。
しばらくは駐車時にサイドミラーに買い物袋を被せる習慣が続きます。 記事詳細へ

ページの先頭へ

コウモリ

  • 2014年09月07日


落合山林事務所の道具や炭を保管している小屋で撮影しました。
私自身、落合では初めて目撃したのでちょっと感動しました。

詳しい種類までは分かりませんが、体長15㎝前後の小さな個体です。
写真を撮るため電気をつけると、警戒して飛び回りなかなか止まってくれません。
全く音を立てずに飛ぶ様はさすがです。

一瞬天井にとまったところを撮ったのですが、だいぶ粘って2回ほどしか
シャッターチャンスがおとずれず、渾身の一枚となりました。 記事詳細へ

ページの先頭へ

モリアオガエル

  • 2014年06月28日


雨上がりのベランダ手すりで発見。
前に紹介したシュレーゲルアオガエルだと思い込んでいましたが、
ふっとめくった図鑑では大きさ3~5㎝程度とのこと。

手前の500円玉と比較しても分かるように体長8㎝と大きく、
背中にまだら模様がないものもいるとのことで悩んでいました。


一週間後、場所は離れていますが草刈り中にモリアオガエルの泡状の巣を発見。
真下には水溜りがあり、孵化したオタマジャクシは見られませんでしたが
落合山林にもモリアオガエルが生息していることを確信しました。



改めて写真と図鑑を見比べてみて、ふてぶてしそうな表情も
モリアオガエルらしいなと感じています。
指先のふくらみや丸々とした体つきが好感を持てます。 記事詳細へ

ページの先頭へ