落合山林の季節の話題をお送りします

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シュレーゲルアオガエル

  • 2016年08月04日


作業から帰ってくると車の屋根に止まっていました。
近づいても逃げずただ一点を見つめる姿がかわいかったです。

日本の固有種で、名前は「シュレーゲル氏のアオガエル」という意味です。
オランダのライデン王立自然史博物館の館長だったヘルマン・シュレーゲルが由来です。

本州、四国、九州地方に分布し、モリアオガエルと似ていることで有名です。
水辺の岸や土の中に産卵し、卵は泡に包まれています。
大きさは3~5cmくらいでモリアオガエルよりもやや小さめのサイズです。

〈Ando〉 記事詳細へ

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オオムラサキ

  • 2016年07月08日


作業中に重機のバケットに飛んできました。
紫色の鮮やかな翅を広げているところが撮れなかったのが残念ですが、
日本の国蝶・オオムラサキです。

一般的な蝶よりも足や口吻が太く、たくましく見えます。
雑木林を好み、樹液をめぐってはスズメバチとも互角に争います。

飛び方は力強く、蝶のような軽やかさではなく鳥が羽ばたくようなイメージです。 記事詳細へ

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シジュウカラ

  • 2016年06月20日
4月に子供達と鳥の巣箱を作り、近くの木に設置していました。

その巣箱に先日シジュウカラが出入りしており思わずガッツポーズです。


シジュウカラは全長14㎝程の小鳥でスズメぐらいの大きさです。漢字で書くと四十雀。
一匹でひと月に約1万匹のクモや毛虫を食べると言われており、
たかが小鳥一匹と言えども、生態ピラミッドを想像すると自然界のスケールの大きさを感じます。

巣箱設置にはヘビ被害がつきものなので、ヘビが登ってこれないような対策を考えます。 記事詳細へ

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フィールドサイン

  • 2016年04月26日
山で直接を見ることができなくても、その痕跡などから
どんな動物が潜んでいるか、何を食べたか、どんな行動をしているかなどを
判断できるのがフィールドサインです。

良く見るのがイノシシの体こすり。



体に付いたダニやノミを落とすために泥水を浴びて
その体を木の幹にこすり付けて落とします。

水の溜まる場所を記憶して、同じ木を使うことが多いです。
こする力は強く、樹皮が剥けてしまった木もありました。 記事詳細へ

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鳥の巣

  • 2016年04月18日
排水のためのコルゲート管を点検していたところ鳥の巣が出てきました。



なにげなく管の出口を下げたところ筒状の苔の塊が落ちてきて、
中に卵が4個あったのですが、2個は巣から落ちて割れてしまいました。

悪いことをしたなと思いつつも、管は既に水を引くように対処していたため
巣は近くの岩の隙間に戻しました。
引き続き抱卵してくれることを祈ります。

気になる鳥の種類は確認できませんでしたが、2年前にすぐ近くの現場で
よく見ていたミソサザイだろうかと想像しています。 記事詳細へ

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