落合山林の季節の話題をお送りします

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ニホンヒキガエル

  • 2016年09月28日


雨が降るとよく林道に現れる巨大カエルです。
動きは遅くジャンプや泳ぎは苦手で、ほぼ歩いて移動します。




大きさは大人の握りこぶしほど。
体の表面は凸凹でツブツブが多く、焼いた鳥皮に似ています。

危険を感じると耳腺からきつい毒を出すためそっと触りました。 記事詳細へ

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落枝

  • 2016年09月22日
山荘近くに植えてあるトチノキの枝が折れていました。
直径が5センチほどあった枝のため、何者かにノコギリで切られたと思いました。



しかし、落ちていた枝を見てみると、明らかにノコギリの切り口ではありません。


切り口は波打ち、枝の芯に穴が開いているため木を食べる虫の仕業です。
犯人は特定できませんが、虫と言えども侮れません。

一番太い力枝が落ちたため、樹勢が弱らねばいいのですが。 記事詳細へ

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クズの花

  • 2016年09月15日
空き地や伐採跡地にいち早く現れ、地面を這うように広がるつる性のクズ。
植林の大敵で、草刈りをしても地下茎が生きていれば再び生えてきます。

そんな厄介者ですが花は鮮やかな赤紫色で秋の七草のひとつ。
写真はモミジの木が覆われている状態ですが、花の見頃が終わったら刈ろうと思います。

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シュレーゲルアオガエル

  • 2016年08月04日


作業から帰ってくると車の屋根に止まっていました。
近づいても逃げずただ一点を見つめる姿がかわいかったです。

日本の固有種で、名前は「シュレーゲル氏のアオガエル」という意味です。
オランダのライデン王立自然史博物館の館長だったヘルマン・シュレーゲルが由来です。

本州、四国、九州地方に分布し、モリアオガエルと似ていることで有名です。
水辺の岸や土の中に産卵し、卵は泡に包まれています。
大きさは3~5cmくらいでモリアオガエルよりもやや小さめのサイズです。

〈Ando〉 記事詳細へ

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オオムラサキ

  • 2016年07月08日


作業中に重機のバケットに飛んできました。
紫色の鮮やかな翅を広げているところが撮れなかったのが残念ですが、
日本の国蝶・オオムラサキです。

一般的な蝶よりも足や口吻が太く、たくましく見えます。
雑木林を好み、樹液をめぐってはスズメバチとも互角に争います。

飛び方は力強く、蝶のような軽やかさではなく鳥が羽ばたくようなイメージです。 記事詳細へ

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