落合山林の季節の話題をお送りします

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亜種チュウダイサギ

  • 2022年04月28日

3月に紹介した亜種ダイサギと判別が難しいのですが、どちらもダイサギに分類されます。
違いは少し小さいことと、足のすねの色が異なります。
また、亜種ダイサギは冬鳥なので今の時期には見られません。(亜種チュウダイサギは夏鳥)

大きさがレアなチュウサギかと期待しましたが、嘴の長さや首の太さが違います。
川や田んぼでエサを探している様子ですが、満たされるほどエサがあるのでしょうか。

【2022.4.25 真庭市西河内】 記事詳細へ

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キセキレイ

  • 2022年04月23日
軒下に放置していただけの魚かごにキセキレイが捕まりました。

本来ならエサを入れて川や池に沈めておくと魚やカニが入ってくるものですが、
まさか野鳥がかかるとは、、、

仕方なく網をハサミで切って逃がしましたが、飛び立った瞬間に
近くの電線からもう一羽が後を追って飛び立ちました。つがいでしょうか。
発見が早く、助けることができてよかったです。

【2022.4.22 落合山林】 記事詳細へ

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シュレーゲルアオガエル

  • 2022年04月23日

外国風の名前ですが日本固有種。
オランダ人のシュレーゲルさんにちなんでの名前のようです。

同じくアオガエル科のモリアオガエル(無地タイプ)と見分け方が難しいですが、
目の虹彩が黄色っぽいとシュレーゲル、赤っぽいとモリアオと区別できます。
また、モリアオガエルは樹木の枝などに産卵し、孵化したオタマジャクシが
下の池に落ちるような場所を好みますが、本種は田んぼの畦などに
同じく泡タイプの卵塊を産卵します。

岡山県レッドデータブックでは準絶滅危惧。

【2022.4.22 落合山林】 記事詳細へ

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ヤマガラ

  • 2022年03月28日

白黒模様の顔に栗色の体のスズメ大の留鳥。
小さい体ですが声は大きく、天気が良い時間帯に忙しく枝を飛び移ります。
10分ほど同じ木を移動して物色した後は、どこかへ行ってしまうので
食べ物を探しているのでしょう。

間もなく木々の葉が出てくれば、葉の影となり観察しにくくなりますが、
エサとなる昆虫類も増えて、繁殖の時期を迎えることでしょう。

【2022.3.27 落合山林】

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コウモリモニタリング

  • 2022年03月12日
社有林内の試掘坑跡にコウモリのモニタリング調査に行きました。
これまでも報告事例のある種ですが、引き続き生息が確認できましたので報告します。

1. モモジロコウモリ(岡山県レッドデータブック絶滅危惧Ⅱ類) 2個体
これまでは1個体ずつの確認でしたが、複数同時に見たのは初めてでした。


2. コキクガシラコウモリ(岡山県RDB絶滅危惧Ⅱ類) 30個体
体長は親指ほどと小さく、互いに体を接しないように群れる。


3. キクガシラコウモリ 31個体
体長は大人の拳ほどあり、両翼で体を覆うようにして休みます。


気温が高くなってきましたので、今後は動きが活発になります。次の観察はまた冬になってから。
なお、撮影時にはコウモリへの影響を考慮し、赤いフィルムを張ったライトを使用しました。

【2022.3.12 落合山林】 記事詳細へ

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