落合山林の季節の話題をお送りします

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猛禽類の営巣

  • 2025年09月18日
所属する落合野鳥の会の探鳥会にて猛禽類の営巣を3つ確認しました。





 
 遠くから見ても大きな巣で、それぞれてっぺんに営巣していることから
クマタカの巣だと思われます。(他の猛禽類は樹高の3/4辺りの枝に営巣する)

大きさは約直径1メートル、枯れ枝を組み合わせて作られています。
器用ですね。
クマタカであれば繁殖は春、卵は普通1個、47日間抱卵します。

ちょうど1年前に同じ場所を観察した際には営巣は1つだけだったので、
少なくとも2つは今年の春に作られたものでしょう。
貴重な繁殖地のようです。
当社山林でも営巣できる環境を目指します。

2025.9.15 鏡野町 記事詳細へ

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秋の七草

  • 2025年09月17日
まだまだ残暑が厳しいですが、山には秋の花が見え始めています。
まずはキキョウ。

定期的に草刈りが実施されている日当たりの良い場所に咲きます。
青紫が緑に映えます。ちなみに、我が家の家紋はキキョウ。

そしてクズ。

伸びると厄介なクズですが、花に注目してみましょう。
シーズンが終わるころにはフジのように地面が花びらで紫に染まります。

秋の七草は花を愛でるもの。身近な秋を探しましょう。

2025晩夏 真庭市西河内・落合山林 記事詳細へ

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慶應義塾中等部とのコラボ

  • 2025年09月05日
今年も慶應義塾中等部の社会研究会の皆さんが岡山へ夏合宿に来てくださいました。

落合の学校林では毎年下草刈りを行っています。
植林3年目ということで、小さかった苗も背丈ほどに大きくなりました。


獣害対策フェンスは枯れマツ倒木で一部破損していたため簡易補修しています。
Before


After


先日はここの学校林で育ったカラマツを使った円卓セットを卒業記念品として製作してもらいお届けしました。
製作は真庭の木工房もものたねさん。


現在、次の植林計画に向けた協議を進めています。

2025.9.5 慶應義塾林 岡山落合の森 記事詳細へ

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真庭市との協定締結

  • 2025年09月02日
この度、真庭市さんと「真庭市有林を核とした林業振興の取組に関する協定」を締結しました。

真庭市は市内に12,000haの山林を所有する“大山主”。
市民の財産である広大な山林を管理・経営していくために
長期的な経営視点が必要とのことで協業パートナーとして選んでいただきました。

伐期を迎えた森林が増える一方で、シカ等による獣害がハードルとなり再造林が進まないなかで
管理・施業方針の検討やゾーニング(森林の目的区分)、低コスト化やDX推進について
知恵を出し合っていきたいです。

【太田昇真庭市長と服部俊也社長】

責任は重大ですが地域林業の振興に貢献すべく、部員一同邁進していきます。

2025.9.2 真庭市役所 記事詳細へ

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特殊伐採

  • 2025年08月29日
久しぶりにクレーン吊切り作業を実施しました。
現場は昨年購入した近隣の山。

隣接地建物の所有者から、木が倒れてこないうちに伐って欲しいとの要望に対処しました。

作業前(正面)



作業前(裏)


普通に伐採すると建物に当たってしまうため、1本ずつ慎重に対処する必要があります。
また、元々手入れができていない山なので、カズラが繁茂して樹冠でつながっているケースも。

メインの二又ケヤキは枝を丁寧に減らしていき幹だけにしていきます。



樹上作業は河田さん。暑い中、頑張ってくれました。




難易度・労働強度とも高い現場でしたが、大きな事故もなく無事に完了しました。
景観もすっきりし、依頼者の安心にもつながると思います。

作業後(正面)


作業後(裏)


2025.8.29 真庭市西河内 記事詳細へ

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