落合山林の季節の話題をお送りします

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ホシホウジャク

  • 2024年10月03日


秋の花・ツリフネソウに飛来し、ホバリングしながら長いストローのような口先で吸蜜しています。
5月から10月に全国で見られるようですが、この辺りでは秋の時期に見られる印象です。

初めて見たときはハチドリだと思いました。
2秒ごとに花を移動して忙しく動きまわります。
しかも、翅音はスズメバチの低音にそっくり!
スズメガ科で蛾の一種。

【2024.9.29 落合山林】 記事詳細へ

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カマキリ脱皮(オオカマキリ?)

  • 2024年08月10日

カマキリの脱皮を初めて見ました。
というか、脱皮することを知らなかったです。

カマキリは卵のうから産まれた瞬間から小さなカマキリの形をしています。
そのまま大きくなるとばかり思っていましたが、一生に6~7回脱皮するそうです。
きつくなった服を脱ぎ捨てる感覚でしょうか。

最終的にはオスはメスに捕食されたり、ハリガネムシに寄生されて水辺に飛び込んだりします。
夏真っ盛り。昆虫観察しましょう。

【2024.8.9 落合山林】 記事詳細へ

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イシガケチョウ

  • 2024年07月18日

その模様から石崖を連想させる翅です。
思わずじっくり眺めてしまいます。

分布は九州や四国などの暖かい地域に多く、手元の図鑑によると本州では三重県が北限のようですが
昨今の温暖化によりやや北上している可能性があります。

食樹(幼虫にとってエサとなる植物)はイヌビワやガジュマルなどで
温帯気候に生育する植物の名前が並びますが、イチジクの名も。
我が家のイチジクに産卵していたのでしょうか。

【2024.7.17 落合山林】 記事詳細へ

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エグリトラカミキリ

  • 2023年06月20日
コナラの原木から割り木を作るために玉切り作業をしていたところ、
数匹のカミキリムシが群がっていました。

調べてみると、エグリトラカミキリは広葉樹の倒木に集まる習性があるとのことで
まさにその通りだと思いました。
背中の模様が特徴的です。

薪は伐り時期が悪いと、幹と皮の間にカミキリムシが産卵し、
いざ使いたいときに皮が全てはがれてしまうということがあります。
仕事の流れがあるため、正確な伐り時期まで見極めるのは難しいですが
少しでも木が傷まない時期を意識して作業していきます。

2023.6.19 落合山林 記事詳細へ

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コオニヤンマ

  • 2022年08月08日

ベランダ手すりに止まっていたものです。
正面から見るとオニヤンマと比べて複眼は離れており、色も鮮やかではなく光沢がありません。

過去にカナダ・ブリティッシュコロンビア大学生がインターンシップで来た際に
教えてもらいましたが、トンボの英語は2種類あり、
ドラゴンフライ〔dragonfly〕はヤンマなどの一般的なトンボを、
デミゾーフライ〔damselfly〕イトトンボ類を意味するとのことでした。
翅の付き方で区別するそうです。

最近ではアブやハエ除けのため、オニヤンマのフィギュアが売られているのを見ます。
天敵効果で虫除けになるようです。

【2022.8.8 落合山林】 記事詳細へ

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