落合山林の季節の話題をお送りします

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野鳥の衝突防止対策

  • 2024年05月16日
ここ1・2ヶ月、落合山荘の窓ガラスに野鳥がぶつかって死んでしまうケースがみられます。

ミソサザイ


メジロ

ガラスに周囲の緑が写り込むことで間違えて飛び込んでしまう、ということが考えられます。
都会の高層ビルの窓などもミラーリング効果があるため衝突するケースがあるようです。

対策としてバードセイバーと呼ばれるステッカーを貼りました。

他にもレースカーテンを閉めておくことで対策となるようです。
衝突しても脳しんとうだけで復活する個体もいるようですが、
少しでも事故を防げられればと思います。

【2024.5.14 落合山林】 記事詳細へ

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二ホンアナグマ

  • 2024年05月10日

丸太出荷中に近所の犬が道沿いの山に追い込んでいました。
犬と人間に挟まれて退路を探している状況のアナグマです。

アナグマは鼻筋が白っぽいため、外来種として知られるハクビシンと間違われることがありますが
昔から里山に生息する在来種です。
ムジナとも呼ばれます。

猟師の先輩曰く、「一番おいしい」らしいのですが、
今の時期は脂も落ちて痩せていますね。一度賞味してみたいものです。

【2024.5.10 真庭市西河内】 記事詳細へ

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ウグイス営巣

  • 2024年05月02日
草刈り中、笹やぶにてウグイス営巣を見つけました。



球状だったので、一瞬カヤネズミの営巣かと思いましたが、中にはあずき色の卵が。
笹を上手に編んで、楕円形の球状に成形しています。地上高は1メートルほど。
藪という場所がらウグイスかなと予測して、帰って「鳥の巣図鑑」で確認したところ、
やはり特徴的な卵の色からウグイスであることが分かりました。

付近に親鳥は見られませんでしたが、今後も継続して温めて欲しいと願います。
これだから、草刈りは適度にしないといけませんね。

【2024.5.2 落合山林】 記事詳細へ

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植林その後

  • 2024年04月26日
3月23日に約35年ぶりに植林をして一か月が経過しました。
この春は雨も多く、すっかり初夏の気配です。
植林したヒノキは枯れ木もなく元気に育っていました。

さて、植林直後は山も茶色一色でしたが、、、


今は下草が旺盛に生えてきています。

向かって左手が南方向となり、立木が残っている影響で木陰とならない右側ほど伸びが旺盛です。

対策として輸入コーヒー豆やスパイス類の麻袋を再利用した防草シートを試しています。





原料が麻のため、将来的には自然に分解され回収の必要がありません。
マルチ効果があり下草との競合から守られるうえ、保温効果による成長促進が期待されます。
なお、麻繊維には木酢タールが含侵されており、耐久性向上も期待されます。

麻の厚みや1本あたりの敷設枚数、繊維に染み込んでいる成分など異なる条件で比較してみます。
炎天下での過酷な下草刈り作業やハチ刺されリスクなどを避けるため
これまでのあたり前の発想を転換すべく改善していきます。

【2024.4.25 落合山林】

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植林イベント

  • 2024年03月23日
社有林にて約35年ぶりの植林を実施しました。
服部グループ社員のご家族や岡山木材市場メンバーとその顧客の皆様、総勢35名での実施。


当日はあいにくの雨、しかも山は約45°の急傾斜。
参加者の皆様はカッパを着用し、転げ落ちないように夢中になって植えていただきました。
本当にありがとうございました。


下山後は落合山荘にてランチタイム。
イノシシ肉や原木椎茸のBBQや、イヌエンジュ輪切りのコースター作りを楽しんでいただきました。


今年は5月に岡山県で全国植樹祭も開催されます。
木を切って使って植えて育てるサイクルを回しながら、次の世代に多様性のある山をつないでいきます。

【2024.3.23 落合山林】 記事詳細へ

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