植林その後
3月23日に約35年ぶりに植林をして一か月が経過しました。
この春は雨も多く、すっかり初夏の気配です。
植林したヒノキは枯れ木もなく元気に育っていました。
さて、植林直後は山も茶色一色でしたが、、、
今は下草が旺盛に生えてきています。
向かって左手が南方向となり、立木が残っている影響で木陰とならない右側ほど伸びが旺盛です。
対策として輸入コーヒー豆やスパイス類の麻袋を再利用した防草シートを試しています。
原料が麻のため、将来的には自然に分解され回収の必要がありません。
マルチ効果があり下草との競合から守られるうえ、保温効果による成長促進が期待されます。
なお、麻繊維には木酢タールが含侵されており、耐久性向上も期待されます。
麻の厚みや1本あたりの敷設枚数、繊維に染み込んでいる成分など異なる条件で比較してみます。
炎天下での過酷な下草刈り作業やハチ刺されリスクなどを避けるため
これまでのあたり前の発想を転換すべく改善していきます。
【2024.4.25 落合山林】
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