落合山林の季節の話題をお送りします

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イシガケチョウ

  • 2024年07月18日

その模様から石崖を連想させる翅です。
思わずじっくり眺めてしまいます。

分布は九州や四国などの暖かい地域に多く、手元の図鑑によると本州では三重県が北限のようですが
昨今の温暖化によりやや北上している可能性があります。

食樹(幼虫にとってエサとなる植物)はイヌビワやガジュマルなどで
温帯気候に生育する植物の名前が並びますが、イチジクの名も。
我が家のイチジクに産卵していたのでしょうか。

【2024.7.17 落合山林】 記事詳細へ

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エグリトラカミキリ

  • 2023年06月20日
コナラの原木から割り木を作るために玉切り作業をしていたところ、
数匹のカミキリムシが群がっていました。

調べてみると、エグリトラカミキリは広葉樹の倒木に集まる習性があるとのことで
まさにその通りだと思いました。
背中の模様が特徴的です。

薪は伐り時期が悪いと、幹と皮の間にカミキリムシが産卵し、
いざ使いたいときに皮が全てはがれてしまうということがあります。
仕事の流れがあるため、正確な伐り時期まで見極めるのは難しいですが
少しでも木が傷まない時期を意識して作業していきます。

2023.6.19 落合山林 記事詳細へ

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コオニヤンマ

  • 2022年08月08日

ベランダ手すりに止まっていたものです。
正面から見るとオニヤンマと比べて複眼は離れており、色も鮮やかではなく光沢がありません。

過去にカナダ・ブリティッシュコロンビア大学生がインターンシップで来た際に
教えてもらいましたが、トンボの英語は2種類あり、
ドラゴンフライ〔dragonfly〕はヤンマなどの一般的なトンボを、
デミゾーフライ〔damselfly〕イトトンボ類を意味するとのことでした。
翅の付き方で区別するそうです。

最近ではアブやハエ除けのため、オニヤンマのフィギュアが売られているのを見ます。
天敵効果で虫除けになるようです。

【2022.8.8 落合山林】 記事詳細へ

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クワガタ&カブトムシ

  • 2022年08月01日
8月になりました。
暑さもピークですが、虫取りの季節です。



今朝、ラジオ体操帰りの子供らとクヌギの木を数本蹴った成果です。
今年はノコギリクワガタが多く、しかもオスばかりでした。
例年に比べて小ぶりな気もしますが、やっぱりカブトムシのオスはテンション上がります。

ついでにリリースしましたがもうしばらく楽しめそうです。

【2022.8.1 真庭市西河内】 記事詳細へ

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セイタカアワダチソウにアサギマダラ

  • 2021年10月21日

旅することで知られるアサギマダラ。
落合山林でもフジバカマを植えて呼び込もうとしていますが、
ここ2年は花が付かず失敗しています。

しかし、真庭市落合地区では有志の方々の努力で所々にフジバカマが植えられ、
最近は9月中旬~10月の期間でよく見られるようになっています。

つい先日、外来種であるセイタカアワダチソウにとまっているところを目撃し驚きました。
何かと目の敵にされるセイタカアワダチソウですが、当社の山林内でも見られるようになっています。
おそらく野鳥が冬の期間のエサとして花を食べることで広がっているものと思われますが、
こうして珍しいチョウの蜜源となっている事実もあるのだと考えさせられた出来事でした。

【10月16日 真庭市木山】 記事詳細へ

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